実は色気のあるおっさんとか大好きな二礼です、こんばんは。
この間、短編とか長編とかのプロットが詰まっているフォルダを一挙に整理したんですよ。
何かオチが見出せなかったり弱かったりしてボツにしたプロットがいくつもあったもので。
で、その中の一つに海馬と城之内のおっさんネタがありましてね…。
オチは弱いし途中がダラダラし過ぎたので、速攻ボツにしたんです。
でもどうせボツにするならネタバレしちゃっていいんじゃね? と思いましたのでちょぴっと書こうと思います。
興味のある方だけどうぞ~。
お互いまだ相手の事が大好きな癖に、世間の常識に負けて結局別れる事になった城之内と海馬。
海馬はその後有名企業の娘さんとお見合い結婚をし、一人息子(以下坊ちゃん)をもうけます。
だけどこの嫁さんが年下な上に超我が儘で、更に城之内の事を忘れられない海馬との間はまさに冷戦状態。
嫁さんはやがて自分と同年代の若い男の子と恋愛関係になり、不倫の末に海馬と坊ちゃんを残して駆け落ち、そして離婚。
海馬は、嫁さんが出て行ったのは彼女を愛せなかった自分のせいだと後悔し、結局男手一つで坊ちゃんを育てて行く事になります。
城之内の方はと言えば、海馬の結婚と同時期にバイト先で知り合った年上のお姉さんと結婚します。
城之内はこのお姉さんには最初から「自分は別れた元恋人の事がまだ大好きで、きっと一生忘れられない」という事を言ってあります。
だけどこのお姉さんはそれを承知で城之内と結婚してくれたのです。
心穏やかで優しいお姉さんとの結婚生活は結構幸せで、やがて二人の間に一人娘(以下お嬢)が生まれます。
このまま親子三人で仲良く暮らしていこうと思った矢先に、お姉さんは病気(もしくは事故)で突然亡くなってしまいます。
このお姉さんの死に関して城之内は、自分が彼女を本当に愛する事が出来なかった罰が当ったのだと悔やみ、お嬢を自分一人で育てて行く覚悟をします。
お嬢の為に必死で勉強して働いた城之内は、やがて個人のオフィスを持つまでに成長。(多分ウェブデザイナーか何かで設定していました)
お嬢の事は溺愛で、彼女が行きたいと言うところにはどんなところでも連れて行ってあげていました。
海でも山でも川でも公園でも遊園地でも動物園でも水族館でも、どこへでも。
でも、一つだけお嬢が「行きたい!」とお願いしても、どうしても連れて行ってくれない場所がありました。
それは『海馬ランド』。
城之内にとっては海馬ランドに行けばどうしても海馬の事を思い出してしまう為、いくらお嬢の頼みでも連れていく訳にはいきませんでした。
だけどそんな大人の事情はお嬢には分かりません。
どうしても海馬ランドに行きたかったお嬢は、意気地無しのお父さんに愛想を尽かしてついに家出をし、一人で海馬ランドに忍び込んでしまいます。
丁度その時、海馬家の坊ちゃんは海馬と一緒に海馬ランドの視察に来ていました。
海馬に「側を離れるな」と言われていたのにも関わらず、好奇心旺盛な子供はやがて黒服達の注意を逸らして脱走。
逃げ回っている内に城之内家のお嬢と出会い、子供二人だけで夜の遊園地を駆け回って遊ぶことになります。(二人の年齢は九歳~十歳くらい)
だけどそれを見咎めた海馬によって二人は保護され、お嬢の口から彼女が城之内の娘だと言うことが判明し、海馬から城之内に連絡が入ります。
閉園した海馬ランドに車で駆けつけてお嬢を迎えに来た城之内と、それを待っていた海馬は、そこで十数年ぶりの再会を果たすのです。
その後、家出して心配をかけさせたお嬢を叱ろうとした城之内を坊ちゃんが止めたり、逆に「パパ、ごめんなさい!」と抱きつく城之内とお嬢を見て、海馬が何とも言えない気分に陥ったりと色々ありまして。
そこから四十近いおっさん同士の再恋愛が始まる…というお話でした。
つまんない!!
つまらない上に長い!!
大体この話の主人公は、もはや海馬と城之内じゃなくて、坊ちゃんとお嬢の方じゃないか!!
メインがおまけになってどうするよ!!
と、一人で憤慨した結果、見事にボツになりました。
あぁ…でもなぁ…。
おっさんになった海馬と城之内の話は、いつか書いてみたいんですよねぇ…;
若い時は勢いだけの関係も、おっさんになるとまた一味違うと思うんですよ。
そういうのにもまたキュンキュンしちゃうので、もうちょっと簡潔に纏めた話を考えてみようと思います。
長編『奇跡の証明』の第十話と、短編『Hypnotism』の前編をUPしました。
今回UPする長編の方の話が少し短かったので、短編と同時UPです。
『奇跡の証明』の方は辛い展開が続いている上に、何だか嫌な予感がプンプンする話で申し訳ないです。
その代わり今日UPした短編は幸せ展開なので、それで許して下さいませ(´∀`;
(いや、長編も一応幸せ展開なんですけどねw)
短編の後編は火曜日辺りにUPしようと思っています。
あ、忘れてた。
ついでに『奇跡の証明』の考察ページにも用語を足しておきました。
これで自分用メモにあった単語は全て載っけてあります。
多分。忘れていなければ…w
以下は拍手レスになりま~す(*'-')
>Rosebank様
拍手とコメント、どうもありがとうございました~!
しまった…;
余りの欝展開にRosebank様が沈んでいらっしゃる…((((゜д゜;))))
いや、あの、その、うん、大丈夫ですよ?
今は辛くても、その内きっと報われる日が来ますので…。
瀬人がこんなに辛い試練を味わ無ければならないのには、ちゃんと理由があるんです。
今この場でその理由を言う訳にはいきませんが、この試練を乗り越えればその先に待っているのはハッピーエンドです。
これは間違いありません。
ですので、もうちょっと待ってて下さいませ(*'-')
(あ、でも、あんまり辛かったら後で纏め読みするという手もありますよ…?w)
でも、自分で書いた小説ながら、Rosebank様が本気で瀬人の事を心配して下さるのが凄く嬉しいんです。
こんな風に心配して貰えたりすると、私も彼等の物語を生み出して本当に良かったなぁ~と感じます。
瀬人は本当に果報者ですね。
だからもうちょっと頑張ってね、瀬人(´∀`)←鬼畜
それでは今日はこの辺りで失礼致します。
ではまた~(・∀・)ノシ
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