今日は『彼女』の命日

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疲れが溜まって抜けない二礼です、こんばんは。

ただ暑いだけならまだしも、湿気が強いとベトベトして嫌ですよねぇ…;
この湿気が体力回復を遅らせている原因だと思います!!
ちなみに体力回復は遅れていますが、食欲は大分戻って参りました。
最近のお気に入りはセブンプレミアムのいか明太子です。
これならホカホカ御飯も美味しく食べられるんですよねぇ…(´¬`)
ビールのおつまみにも丁度良いし、重宝してます。


今日8月9日は、私の遠い親戚の命日でした。
親戚と言っても私は直接『彼女』に出会った事は無いし、また『彼女』の顔も白黒写真でしか知りません。
『彼女』は私の義祖母の妹、つまり義大叔母にあたる人です。
(義祖母は私の父の養母にあたる人で、つまり私とは直接血が繋がっていません)
今から64年前。まだ日本がアメリカと戦争をしていた頃。
三人姉妹の末っ子だった『彼女』は、地元の福岡から長崎の軍需工場へと出稼ぎに行っていました。
まだ18歳だった『彼女』。家族と離れて朝から晩まで工場で働き続けなければならない毎日は、どんなにか辛かった事でしょう。
今日から丁度64年前の8月9日午前11時02分。
『彼女』が働いていた工場があった地域に、一発の原子爆弾が落ちました。
福岡にいた私の義祖母とそのすぐ下の妹(次女)は「長崎に新型爆弾が落ちた」という報せを聞いて妹の事が心配になり、居ても立ってもいられずに直ぐさま長崎へ出発。
そして次の日の10日の昼頃には、もう長崎に辿り着いたそうです。
一面の焼け野原で必死に妹を捜しましたが、結局遺体すら見付かりませんでした。
直撃は受けなかったものの、まだ強い放射能が漂う長崎で何日も妹を捜し回って居たため、義祖母と義大叔母(次女の方)は二次被爆してしまいました。
(私が小さい頃、義祖母に被爆手帳を見せて貰って事があります)
『彼女』の遺体は結局見付かる事は無く、仕方無く義祖母達は工場跡地から小さな石ころを一つ拾ってきて、それをお墓に収める事にしました。
今でも福岡にあるお墓には、長崎から拾ってきた石ころが眠っています。

小さい頃、この話を義祖母に聞いた時、私は今一ピンと来ませんでした。
その後実際に長崎に行って原爆資料館を見学した時もただ「怖い」としか感じられなくて、『彼女』の死について深く考える事はしませんでした。
だけど大人になった今、毎年8月9日には義大叔母の事を少し考えてみます。
昭和20年8月9日午前11時02分に、たった18歳でこの世から消えてしまった義大叔母。
たった一つの小さな石ころに姿を代えて故郷で眠っている義大叔母。
余りにも遠い昔の出来事だし、血縁関係も無いので、私自身は哀しいという気持ちはありません。
ただ、とても可哀想だと思っています。
一年にたった一日だけでも『彼女』の事を思い出して上げる事が、『彼女』に対しての何よりの供養だと信じています。


短編『酒の力Ⅱ』の前編をUPしました。
最近ずっと長編ばかりだったので、以前の短編を掘り起こして続編を書いてみました。
今回の城海は二十歳を超えているので、堂々とお酒が呑めます(´∀`)
まぁ未成年だろうが二十歳を超えていようが、海馬が酒に弱いのは変わりませんが…w
でも花見の頃よりはずっとマシになっている筈です!
………多分(´―`;

あと今更ですが、ちょっとサイトの色を変えてみました。
夏だっていうのにピンクは暑苦しかったので…w
秋になれば戻すのでちょっとだけですが、これで少しでも涼しくなればいいなぁ。
ついでに『シリーズ』もののタグを作って、そこに素質シリーズとヘルクリシリーズを押し込めました。
この二つは以降はこちらで書きます。
素質は続き書くつもりだけど…、ヘルクリは…あるのかなぁ?w
あと、思ったより金魚がウザかったですw
可愛いw ウザ可愛いw


以下は拍手のお返事でございます!


>Rosebank様

拍手とコメント、どうもありがとうございました~!(・∀・)

『Rising sun』と日記の感想をありがとうございます。
Rosebank様はコメントで『海馬が有り得ない程「聖人化」していて~』と書かれていらっしゃいましたが、この話の海馬に関しては私自身意識して敢えて聖人っぽく書いているので、そう受け取られた事は間違いでは無いんです(´―`)
この話は究極慈愛系海馬による崩壊系城之内の救出物語ですので、若干人間臭くないところには目を瞑って頂けると嬉しいですw
ていうかですね。いつものような人間臭い海馬だと、この話はとてもじゃないけど無理だったんですよ。
それこそストレスや何やらであっという間にダウンしてしまって、城之内を救うどころの話じゃ無くなってしまうんです。
怒りをぶつける相手がいなくなった城之内はどんどん壊れていってしまうだろうし、その報せを聞いた海馬はますます落ち込んでしまうだろうし…w
そうなると全く話が纏まらなくなるので、海馬にはいつも以上に頑丈になって貰いました(*'-')
体力的にも、精神的にもね。
あと今の状態で海馬に居なくなられる(Rosebank様曰く海馬が倒れたりする状況)と、城之内は反省するどころか、多分更に壊れていってしまうでしょう。
城之内が海馬の事を心配して反省出来るのは、その城之内にまだ理性が生きている場合に限ります。
ところが『Rising sun』のこの城之内は完全に壊れてしまっていて、理性も殆ど死んでいる状態なんですよ。
海馬が本気で倒れたりしたら、多分自分がやった罪に耐えきれなくなって押し潰され、それこそ本気で再起不能になってしまうと思います。
そういう結果は『Rising sun』の海馬の本意では無いんですよ。
彼の目的はあくまでも『城之内を救う事』なんで。
これがすごーく長い話だったらそういうのも有りだとは思うんですが、思ったよりコンパクトに纏めてしまったので決着も早々に付きそうです。
といっても、まだ暫くは続きそうですが…w
もうちょっとこの二人を見守ってて下さると嬉しいです(´∀`)

それでは今日はこの辺りで失礼致します。
ではまた~(・∀・)ノシ

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